本記事では看護師で命に関わらない仕事がしたいと考えている方へ、現役看護師がおすすめの仕事や対策方法について解説していきます。
看護師で命に関わらない仕事がしたいけど、どんな仕事がいいのかな?
何の仕事があるのか知りたいよね。
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結論として看護師で命に関わらない仕事をしたいなら、穏やかな職場や急患がないなど条件を軸に考えるといいですよ。
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看護師で命に関わらない仕事がしたいあなたへ!おすすめの職場8選
看護師で命に関わらない仕事がしたい方へ、おすすめの職場は以下の8つがあります。
- 外来のみのクリニック
- 保育園
- 治験看護師
- 健診センター
- 老人ホームやデイサービス
- 訪問入浴
- 産業看護師
- 教員
選択肢が沢山あるので、きっと自分に合った職場が発見できますよ!
おすすめ①:外来のみのクリニック
クリニックは主に通院する患者に関わる仕事なので、命に直結するような状況になることは少ない職場です。
例えば内科の場合、看護師の仕事内容は以下です。
- 医師の診察補助
- 問診
- 点滴や採血
- 内視鏡補助
- 物品管理
- 患者への説明
命に関わる仕事はなく、一定の業務を覚えれば穏やかに仕事ができますよ。
おすすめ::保育園
保育園に勤める看護師は主に保育園児のお世話になります。
子供が好きな看護師さんにはうってつけの仕事ですね。
- けがの手当て
- 薬の管理
- 園児のお世話
- 園児と遊ぶ
ただし毎日体力勝負なこと、看護師の仕事よりも保育士よりの仕事内容になりますが割り切れる人ならおすすめですよ。
おすすめ③:治験看護師
治験看護師も命に関わらない仕事の一つです。
仕事内容は以下の通り。
- 書類の作成
- 被保険者への説明
- 医師との連絡調整
が多く、主にデスクワークが主体となります。
看護師の知識を活かしつつ、医療行為はほとんど行わないため命に関わる事はありません。
一方で、デスクワークに慣れること、新たな医療や薬剤の知識を根気強く勉強することが求められます。
今までの臨床現場とはかなりかけ離れた仕事になりますので、同じ看護師でも内容のギャップに驚く人も多い仕事といえるでしょう。
おすすめ④:健診センター
健診センターは病気の早期発見のために、自ら健診に行く人に様々な検査を行います。
健診センターでの看護師の仕事内容は以下です。
- 問診
- 検査補助
- 医師の診察補助
- 患者への説明
- 再検査の予約調整
主に検査目的のため、命に関わるような重篤な状態に陥ることはありません。
毎日ほぼ同じ業務のルーティーンなため、飽きずにコツコツこなせる人には向いている仕事です。
おすすめ⑤:老人ホームやデイサービス
老人ホームやデイサービスでは、医療行為を禁止されているところも多いです。
そのため看護師が医療行為をして、命に関わるような急変はほとんどないでしょう。
介護施設での看護師の仕事内容は以下の通りです。
- 薬の管理
- 内服やインスリン注射介助
- 摘便や座薬の使用おすすめ⑥美容クリニック
- バイタルサインチェック
- 医師との連絡調整
- 病院への付き添い
- 介護補助
私も介護施設で働いていた時がありましたが、命に関わるような業務はなく亡くなる利用者さんは主に病気が原因でした。
医療行為はない分、看護技術のスキルを忘れてしまう、そして介護中心の業務になるときもあります。
おすすめ⑥:訪問入浴
訪問入浴は、看護師と介護士が浴槽を持って利用者の家に訪問し、入浴介助を行う仕事です。
バイタルサインに問題がなければ入浴介助を行っていきます。
命に関わらない仕事内容ですが、1日何件も訪問するためかなり体力を消耗する仕事です。
その代わり給料は高めに設定されていることが多いですよ。
おすすめ⑦:産業看護師
産業看護師は、施設や病院に勤務する看護師とは異なり企業で働く看護師の事です。
産業看護師の仕事内容は主にデスクワークになります。
- 健康診断
- 産業医との連絡調整
- 産業医の補助
- 病気・ケガの対応
こちらも臨床看護師とは全く異なる仕事内容の為、スキル向上はできません。
臨床とは全然違う仕事内容だね!
しかし命に関わることはほとんどなく、医療従事者以外の社会人との関わりやマナーを学ぶ場としては勉強になりますね。
おすすめ⑧:教員
看護師の臨床経験があれば、看護学生を教育する側の看護教員としても働けます。
仕事内容は主に講義や臨床実習の付き添いです。
看護師として自分が業務をするわけではありませんので、命に関わらない仕事と言えます。
学生や病院側とのコミュニケーションが必要とされるね!
臨床経験のほかに必要な講習会を受けたり、大学で必要な科目を受講する必要があります。
看護師が命に関わらない仕事を選ぶ時の4つのポイント!
次に看護師が命に関わらない仕事を選ぶとき、4つのポイントがあります。
- 急患や急変が少ない
- 穏やかな職場
- 入院する病棟がない
命に関わらない仕事を見つけるために、しっかりポイントを押さえましょう!
それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
ポイント①:急患や急変が少ない
看護師が命に関わらない仕事を選ぶ重要なポイントは、まず急患や急変が少ない職場を選ぶこと。
それだけでも仕事の選択肢の幅が広がりますよ。
急患や急変が少ない科は以下です。
- 眼科
- 耳鼻咽喉科
- 歯科口腔外科
また、病棟以外の急患や急変が少ない職場は以下です。
- 病棟がないクリニックや医院
- 施設
- 企業
看護師は仕事の分野が違っても多くの職場で必要とされていますね。
ポイント②:穏やかな職場
場の雰囲気が穏やかな病棟や外来は、命に関わらない仕事内容が多いです。
あわただしい部署は、急患や急変に追われることが多いよね。
その点、穏やかな職場は仕事内容がある程度決まっておりイレギュラーが少ない分、静かに仕事できますよ。
実際に足を運んでその場の雰囲気を見てみるのもいいですね。
ポイント③:入院する病棟がない
病棟の入院患者は命に関わる状況が起きてもおかしくないため、命に関わらない仕事を選びたいならば病棟は選択肢から外した方が良いです。
病棟での夜勤は看護師が少人数で配置されるため、判断や医療行為もほとんど自分の責任で行います。
眼科や耳鼻科の病棟なら急変の可能性は低いよね?
ベッドが空いていたら、他の科の急患を受け入れるケースもあるよ。
そのため、命に関わらない仕事をしたいならば病棟は避けたほうがいいでしょう。
ポイント④:医師がいない
医師が在住していない施設では、看護師が命に関わらない仕事をする可能性が高いです。
医師がいない施設は以下になります。
- 病院以外の施設
- 企業
- 教育機関
重症患者や利用者はいないため、医師がいなくても看護師ができる範囲での対応となるからです。
その代わり利用者にケガや急変があった場合、その時アセスメントをしてどのように判断するかは看護師の責任となります。
医師がいない施設かどうかも、命に関わらない仕事を選ぶポイントです。
看護師で命に関わらない仕事をするデメリット 3選
看護師が命に関わらない仕事を選ぶと、デメリットも発生します。
デメリットを以下に3つ挙げます。
- 看護技術のスキルが向上しない
- 仕事に刺激がなくなる
- 収入が減る
電話無しのデメリットについて、それぞれ詳しく解説します。
デメリット①:看護技術のスキルが向上しない
看護師が命に関わらない仕事を選択する時、看護技術のスキルが向上しないことが一番のデメリットとなります。
命に関わらないという事は重症患者がいないため、医療行為があってもできることは限定され、看護技術のスキルをあまり発揮できない可能性もあります。
クリニックでも看護師の主な仕事は以下です。
- 採血
- 点滴
- 医師の補助
- 医療器具の洗浄と消毒
クリニックでは上記以外のスキルを実践する機会はほとんどありません。
看護技術のスキルは現状のままでも良いと考えている方は、命に関わらない仕事を選ぶのもありでしょう。
デメリット②:仕事に刺激がなくなる
介護施設や保育園、企業に勤めると、看護スキルを発揮する機会がないため物足りなく感じる人もいます。
病棟や外来ではさまざまな患者が毎日来るため、目まぐるしく環境が変わっていました。
命に関わらない職場に転職して、大変だった病院時代を恋しく感じる人もいるんだね。
命に関わらない方が落ち着く人にはいい職場かも!
看護スキルを発揮しなくても、命に関わらないで仕事できる方がいいという考えの方には向いている仕事です。
デメリット③:収入が減る
病院と比べて他の職場では収入が減ることがほとんどです。
特に大きな病院は夜勤手当や危険手当などの保障が充実しており、命の責任も大きいため収入は多くなります。
病院以外の職場では夜勤手当や危険手当がないかもしくは少ないため、収入が減るのは否めません。
転職したら給料激減!前の職場は給料良かったんだと実感した。
収入が減っても安心して仕事がしたい方は気にしなくてもいいでしょう。
看護師で命に関わらない仕事をするメリット4選!
看護師で命に関わらない仕事のメリットを理解すると、仕事探しが楽しくできますよ。
主なメリットは次の4点です。
- 仕事を楽しむ余裕ができる
- ストレスをためにくい
- プライベートも穏やかに過ごせる
- 特定のスキルが身につく
なぜこのようなメリットが得られるのか詳しく解説していきますね!
メリット①:仕事を楽しむ余裕ができる
看護師が命に関わらない仕事をすると、責任感が軽くなり心から仕事を楽しめるように。
命に関わる仕事をしていると、心配性な人はミスをしてはいけない、急変したらどうしようなど強迫観念で頭がいっぱいになってしまいます。
責任も大きく心配事ばかりだと、目の前の仕事を楽しむ余裕は生まれません。
自分が楽しめる環境で働けたらいいですね。
メリット②:ストレスをためにくい
命に関わらない仕事を選択すれば命の責任からくるストレスから解放されますよ。
命に関わらないからプレッシャーともさよなら!
命に直結する技術はやりがいもありますが緊張感がとてつもないです。
命に関わらない仕事なら肩の荷が下りて取り組めますね。
メリット③:プライベートも穏やかに過ごせる
仕事が穏やかだと、プライベートで仕事の事を考えずに済むため穏やかに過ごせます。
命の責任が大きい仕事だと、前日から気を張ったり心配で眠れなかったりするので休みの日も落ち着きません。
仕事の事は勤務中だけ集中して、プライベートとはっきり区別して穏やかに過ごせるといいですね。
メリット④:特定のスキルが身につく
病院勤務ではなくても、職場それぞれで身につくスキルがあります。
例えば介護施設と保育園に就職した場合。
介護施設 | 保育園 |
---|---|
・ ・高齢者とのコミュニケーション能力が高まる | 介護技術が身につく・園児へのお世話が上手になる ・子供とのコミュニケーション能力が高まる ・体力がつく |
看護技術ばかりが 偉いわけではありません。
その場で特定のスキルを学んでいきましょう。
まとめ:看護師で命に関わらない仕事は転職サイトで探しましょう!
命に関わらない仕事を転職したい方は、転職サイトを利用して探しましょう!
今回は看護師で命に関わらない仕事をしたい方へ、おすすめの仕事8選を紹介しました。
- 外来のみのクリニック
- 保育園
- 治験看護師
- 健診センター
- 老人ホームやデイサービス
- 訪問入浴
- 産業看護師
- 教員
また、命に関わらない仕事を選ぶ4つのポイントを挙げました。
- 急患や急変が少ない
- 穏やかな職場
- 入院する病棟がない
- 医師がいない
おすすめの仕事やポイントを参考にして、自分の希望を転職サイトで伝えてみてください。
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自分がしたい仕事を見つけて、仕事もプライベートも充実した日々を送れるといいですね。
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